本気で「将来楽して年収1000万を稼ぐ」ための、就職後のキャリアを考えてみた
当サイトの理念は、ただ「多浪・多留の方に素晴らしい内定を取っていただく」ことだけではありません。
加えて、将来最低でも「年収1000万」を達成していただくための業界や就活術、コツやスキルをお伝えすることが真の目的です。
そして前回の記事では、「平均年収の高い業界に行くことが収入の全てを決める」とお伝えし、オススメ業界までお話しました。
ですが、年収1000万を稼ぐには、初任給で年収1000万をもらえる外銀みたいな例外を除き、「就職後のキャリアアップ」も大切になります。
ということで今回は、年収1000万を稼ぐための「就職後のキャリアの築き方」をお伝えしようと思います。
就職後にどのように立ち回れば、多浪多留で学歴不足でも、年収1000万以上稼げるようになるのでしょうか。
具体的な業界例とともにお伝えしていきますね。
年収1000万を稼ぐには「アート」か「スキル」のどちらかが必要
まず、前回の記事でもお話しましたが、「平均年収の高い業界にいること」が大前提です。
年収がどうやっても上がらないような業界にしか内定が無い場合は、貧乏暮らしをしたくないなら、すぐに就活を再開しましょう。
とは言え、何もせずとも自動的に年収が上がり年収1000万を超える、三菱商事や三菱地所みたいな企業に、多浪多留の人は入れません。
当サイトのアドバイス通りに就活をすれば、素晴らしい会社に内定をもらえます。すでに多くの方が、その事実は実感していることでしょう。
しかしせっかく素晴らしい企業に入っても、その後サボっては、せいぜい年収700万程度しか自動的に稼げるようにならないでしょう。（それでも世間的には十分豊かですが。）
とは言え、できることなら年収1000万くらい稼ぎたいですからね。
では、学歴がボロボロになってしまった、多浪多留の我々は、どこで何をすれば年収1000万が稼げるのか。
その問いに答える鍵こそ、「アート」と「スキル」なのです。
「アート」とは何か。
まずはアートに関して。
ビジネスにおけるアートとは、「真似のできない独自のやり方・センスで成果を出すこと」とお考え下さい。
誤解を恐れずにざっくばらんに言えば、「ごちゃごちゃ考えずまず
実践して、体で覚えるもの」です。
その代表格が「営業職」です。
営業職と聞くと、街中でだるそうに家のチラシを配ってる不動産屋や、無限にインターネット回線の乗り換えを求める電機屋の人を思い浮かべ、嫌がる人が多いですが……必ずしもそういった安月給で使い倒される二等兵のような仕事だけではありません。
例えば世の中の高収入の仕事の代表格も、真に稼ぐ人たちは、ほぼ例外なく類い希なる「営業職」です。
俗にハイスペと言われる人が勤める商社も外銀も外コンも、突き詰めると収益の源は営業ですからね。
では同じ営業職なら、年収300万のチラシ配り不動産屋と、年収3000万のハイスペ商社マンの違いは何でしょうか。
その違いこそが「アート」の有無の差です。
決まりきったテンプレ通りのチラシ配りと営業トークをするだけの営業マンには、アートなどありません。誰にでも真似ができる、ただの作業員です。
一方、世界中で数百～数千億の資源利権獲得を争う商社マンや、数億～数十億の案件受注を狙う外コンや外銀マンは、正解の無い中、自分なりに考え、自分だけのやり方を積み上げて成果を出していきます。
全く同じやり方など一度たりとも存在しません。積み上げた知識と経験と勘を頼りに案件・利権の獲得を実現する彼らの仕事は、まさにアートです。
ただ、体で覚えるものですから、なかなか言語化できないような話なので、アートの秘訣を文字では上手くお伝えできません。
そんなアートで稼ぐ世界が向いている人は、センスの良さや頭の回転の速さに自信がある人です。当てはまる人は、ぜひアートで稼ぐ業界を目指してください。
その業界にさえ入ることができたら、あとは仕事を通じてアートを体で覚えるだけで、年収1000万は軽く稼げるでしょう。
アートで高収入が目指せる業界は、証券、医薬品、自動車、不動産、電気機械、商社、コンサルティングなどの業界が代表格です。
では「スキル」とは何か。
一方スキルとは、言語化できる実際の技術や知識を使いこなせることです。
体で覚えるアートに対して、こちらは「深い知識とワザをコツコツ積み上げて磨き上げるもの」ですね。
分かりやすいところではスポーツ選手や職人がそうですし、一般の仕事では経理財務の仕事やシステム開発の仕事、建築士や現場の職人、特殊な電気技師や重機の運転士なんかがそうですね。
スキルですから、当然全て言語化できるものです。何ならExcel術も法律書も、本として出版されてますよね。
でも、その知識を使いこなせるか？と聞かれると、多くの人が全然ダメ、と言わざるを得ません。
本を読んで時間をかけたらできるのは当たり前。
本の内容を完璧にし、それを仕事の現場で素早く実践し、時には応用発展させて自由自在に使いこなすレベルになって、はじめて年収1000万を超えてきます。
ですから、興味がない世界でスキルを積み上げることは、本当に大変でストレスが溜まります。それはやめるべきです。
スキルで稼ぐ業界に行くなら、中でもなるべく興味がわく、エモくなれる業界を探して行きましょう。それが将来楽に年収1000万を稼ぐ鍵です。
スキルで高収入を目指せる業界でメジャーなところは、IT、金融、法曹、会計・監査、建築、重工系などです。
ちなみに、よく学歴エリートにはバカにされがちですが、特殊な電気技師や重機の運転士になるには資格の取得が必要で、年収1000万越えの求人が結構あります。
（そして、資格は難しいことは難しいですが、高卒でも努力で何とかなるレベルです。大卒の人からしたら全然合格を目指せるでしょう。）
変化球かもしれませんが、金が欲しいなら、そうした抜け道を見つけることも大切ですね。
勘の良い方…気付きましたか？
勘の良い方は気付いたでしょう。年収1000万を超えて、それ以上稼ぎたいなら、アートとスキル、最終的にはどちらも必要になります。
そりゃ、勘と経験だけとか、勉強と資格だけとか、それ「だけ」では限界があります。せいぜい年収1000～1200万止まりでしょう。
ただ、どちらも身に付けたら年収2000万は狙えるものと思って下さい。
ただ、いきなりアートもスキルも両方、とはなかなかいきませんからね。
だからこそ、最初の入り口として、スキルとアートのどちら磨くか、この選択が大切になります。
ようは、稼ぎ方をまずは体で覚えたいか、勉強で覚えたいかの違いですね。
この記事を参考にしながら
どちらかを選ぶ方が自分に合っているか。そのために狙うべき業界はどこか。
という点を考えてみてください。
そうすれば、あなたが将来最も楽して年収1000万を稼ぐ道が見えてきます。
で、行くべき業界が決まったら、あとはエージェントに良さげな企業を探してもらい、アドバイス通りに面接を受ければ良いだけです。
これで人生成功間違いなし。
就活が上手くいかず心折れかけている方も、そうでない方も、あとひとふんばり、チャレンジしてみて下さいね。
ではまたー。