リモート下の就活戦略
こんにちは
コロナでリモート面接が当たり前になったことで、今までの面接ノウハウがあまり役に立たなくなりました。
今までの面接は対面だった為、
・第一印象(髪型、身体に合ったスーツ、磨かれた革靴)
・表情やジェスチャー(一生懸命伝えようとする努力)
が非常に大切で、そうしたノウハウが溢れかえっていました。
しかし、リモート面接が主流となったことで、これらノウハウは、効果があまり無くなってしまいました。対面でない以上、仕方ないですね。
では逆に、リモート面接では何が大切になったのかと言うと、
① 聞き取りやすい声(声の大きさ、トーン、滑舌)
② シンプルな話し方(ジェスチャーや場の雰囲気が無くても伝わる内容)
③ 細かな気遣い(相づち等)
この3つです。
① 聞き取りやすい声は、まず何が何でも意識して下さい。
リアルでも、ボソボソと何しゃべってるか分からない奴って、良い印象を持たないですよね?
特にリモートは、音質があまり良くなく、ただでさえ聞き取りづらいものです。これは普段のリモート授業でよく分かると思います。
これをあなたが面接でやってしまうと、どんなに良い話をしても、「なんかボソボソと、何言ってるか分かんないなこいつ…」となり、その瞬間アウトです。聞いてもらえません。
何よりも大事なことは、声の大きさです。そして滑舌。滑舌が悪い方は、口を大きくあけて、ゆっくり話すようにして下さい。
ゆっくり話すことは良いことです。それだけでどっしりと落ち着きのある印象を相手に与えられます。
② シンプルな話し方、これは少し難しいです。
対面なら身振り手振りや雰囲気で伝わっていたことが、電話だとなかなか伝えづらいことってありますよね。
特に面接だと、あなたのことを知らない面接官に自分自身の話をするわけですから、余計に伝えづらいです。
その為、話をシンプルに、分かりやすくする必要があります。
これは別に、その場で完璧に考えて話さないといけない、というわけではありません。準備をしましょう。
特にリモート面接の良いことは、「メモ帳を見ながら話ができる」という点です。メモを見ながら話すことで、シンプルで分かりやすい、頭の良さそうな話し方ができます。
メモの作り方や話し方はまた別の記事でお話します。
③ 細かな気遣いは、バカにされがちですが大事です。
とにかく、こまめにはっきりと声を出して、「はい」「そうです」「少し考えさせてください」「すみません、もう一度お願いします」など、伝えることです。
リモート面接では顔しか映りませんから、あなたが考えているのか、聞き取れなかったのか、質問がよく分かってないのか等、雰囲気では分かりません。
対面なら、あなたの反応を見ながら聞き方を変えたりするのですが、リモートではそれができないのです。
だから、あなたがきちんと反応を見せないと、面接官もやりづらいです。やりづらいと、雰囲気の良いいい感じの面接ができません。すると、どうしても印象は良いものにはなりません。仕方ないですね。
そこで、こまめに反応することで、面接官に「ちゃんと話を聞いてるよ」という姿勢を見せるのです。
こうした気遣いをすることで、面接がいい雰囲気で進むだけでなく、「ちゃんと主体的に面接に取り組んでくれる。仕事も主体的にやってくれるだろう」「相手への細やかな気遣いができる。人柄としても素晴らしい」と高評価を得られます。
というか、よく面接で「学歴とか資格そういうのではなく、ちゃんと人を見てほしい」とか言ってる人いますが、それってこうした気遣いですからね。口先だけでない、気遣いの行動そのものが、あなたの人柄として判断されるのです。(何なら、①の大きな声ではっきり話すとかも、相手への気遣いですよね。)
必ず相手への気遣いは忘れないようにしめください。
以上、①〜③は必ず意識して面接準備を行ってください。
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