「何でこんなに留年したの?」に対する100点満点の解答とは…?
面接官「何でこんなに留年したの?」
多留の人がぶつかる、
「何でこんなに留年したの?」
という質問。
企業からしたら一番気になる部分ですし、
生半可な答えでは、深く突っ込まれた時にボロが出て
一撃でアウトです。
ということで、何で留年したの?と聞かれた時に
どう答えたら酷いマイナスにならないか。
あるいはむしろプラスに持っていけるのか。
数ある方法の中でも
最もマイナス印象が少なく、多くのプラス印象を与えられる
2つの王道のパターンの解答方法を、具体例を交えてお伝えします。
もし留年の上手い言い訳が思いつかなかった場合、
あなたに合った解答方法を見つけ、真似し、
「何で留年したの?」の質問を上手いこと乗り切ってください。
優れた2つの、多留年の「言い訳」方法
まず、留年の理由の解答方法は、
大きく分けて、以下の2パターンがあります。
①. 他に夢中になっていたことがあったから。
②. どうしても本気になれなかったから。
どちらのパターンにせよ大切なことは、
今はもう改心し、日々の勉強と仕事への熱意に燃えていることを
全力でアピールすることです。
やる気が無いように見えたり、努力している気配が感じられなかったら
「何で就活してるの?」「ニートでよくない?」
「そんなやる気ない奴いらないよ?」
って思われておしまいですからね。
そこだけは気を付けて下さい。大前提です。
ということで、早速具体的な解答例の紹介に入ります。
①. 他に夢中になっていたことがあったから。
このパターンの場合は、3ステップで説明が終わります。
まず最初のステップとして、
「ただの遊びではなく、目標達成のために夢中になっていたこと」
を、示す必要があります。
例えば、サークル活動の大会で、ある一定の成績を残したかった。
例えば、新聞社で新規開拓の歩合制の営業の仕事をして、そちらに熱中していた。
例えば、起業しようと考え、様々な取り組みに集中していた。
・
・
・
などなど。
(ちなみに筆者は、起業しようとしていた、という形で話をしました。)
そして次のステップで、留年していた期間(筆者ならば三年間)、
なぜ学業を捨ててまでそちらに集中しようと思ったかの理由を述べた後、
どのような目標を立て、何を学び、何を実践し、どのような成果を出したか、
具体的にストーリーを作り上げ、それを説明します。
そして最後のステップで、一連の積み重ねの結果、何を学び何を得たのか。
なぜ今まで努力してきた積み重ねを捨てて
就職しようと思ったのか。
一連の経験は、就職後どう活きるのかを説明する。
以上が、①のパターンのテンプレートです。
これによって、
・ただサボって無駄に留年したわけではないこと
・目標に向かって一生懸命になれる人間であること
・今は改心し、就職して仕事を一生懸命したいと思っていること
(つまり、採用されたら、ちゃんと一生懸命働くよってこと)
をアピールできるため、
留年の理由の説明としては、十分合格点です。
以下、具体例を示します。
「私は大学入学後、学生起業に憧れ、
何が何でも一度は起業し、社長になりたいという夢を持っていました。
そこで、バイトで貯められる資本で始められる範囲の仕事、ということで
自分で受験勉強のメディアを立ち上げ、
大学受験の数学を教える個人塾を始めました。
というのも、特に大学受験の数学の勉強方法には自信があり、
勉強方法を教えた友人の成績が軒並み伸びたことから、
これは絶対に皆の役に立てるノウハウだと確信したからです。
そこで、まずは自分のサイトを立ち上げ、
一つ一つ記事を書いて集客をし、
一人ひとりと直接連絡を取り、数学の勉強時の悩みを聞いて回りました。
そして、全員に共通する悩みを、ヒアリングの結果見つけ出し、
そこを解決する教材をゼロから一人で作り上げ、
PDFにして販売しました。
望む方には、スカイプや、直接対面での個別指導を行いました。
売上という意味でも、お客様の生徒の方の満足度や受験結果という意味でも、
十分な成果を出すことができたと思います。
しかし、自分はこの道で一生を生きようとは思えませんでした。
また、社会に1度も出ていないが故の、自分の底の浅さ、
というものも、痛感する日々でした。
そこで、きちんと就職し、一度社会に出ようと思い、
一連のサイト等を閉鎖し、大学の勉強と就活に専念することにしました。
コツコツと最後までやり切る執念と根性。
一人ひとりのお客様に対するヒアリングから、
クライアントが本当に望むことを見極め、提供するという経験。
自分でコンテンツを作成し、販売するという営業の実践経験。
これらは、一連の起業で得た、得難い経験で、
御社に入社してからも、これらの経験を仕事に活かし、
活躍したいとと思っています。」
②. どうしても本気になれなかったから。
このケースでは、
ようは留年期間に「夢や目標探しをしていたよ」ってことを
伝えることができればOKです。
簡単に流れを言うと
典型的な、入学後の燃え尽き症候群だった
↓
自分は何がしたいのか、どんな仕事をして生きていきたいのか、
それをひたすら探していた。
↓
何がしたいかが見つかる前に進級し、流れで適当に就職したくなかった。
↓
そこで意図的に勉強をサボり、留年した上で
その間様々な集まりに顔を出し、いろいろなバイトをし、
とにかく自分が目指す生き方を探した。
↓
やりたい仕事が見つかった。
↓
御社ならば、臨んだ働き方ができると思った。
とまぁ、こんな流れです。
これも
・ただサボって逃げて遊んで留年したわけではないよ、ということ。
・今はきちんと目標を見つけ、目標を見据え、一生懸命頑張っているよ、ということ。
・今は改心し、就職して仕事を一生懸命したいと思っていること
(つまり、採用されたら、ちゃんと一生懸命働くよってこと)
がアピールできるので、非常に良い形での留年理由の説明です。
基本はこの2パターンの言い訳をすること。
以上が2パターンの、留年理由のオススメ説明方法になります。
もちろん、あなた自身の中に、
企業に悪印象を持たれない形の、完璧な理由のロジックがあるのなら
それに越したことはありません。
ですが、数多くの多浪・多留生の話を総合してみて、
やはり最も内定がもらいやすい言い訳方法は、この2パターンになります。
しかし、もし上手い言い訳が思いつかなかったり
自身が無かったりするならば、
ぜひとも参考にしてみてください。
必ずや、就活を上手く乗り切る助けになることと思います。
「実際に起業もバイトの努力も自分探しも何もしてないのに
上手いこと話せるかわからない。。。」
という方向けの、1日で作れる全く新しいバイト経験や
2日で覚えられる起業の方法の体系の記事もありますので、
良ければそちらも参考にしてみてください。
まずは就活、受からにゃ話にならん、
何でもいいからとにかく受かろう。
ではまたー。
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