サラリーマンで年収3000万円を超える仕事とは
サラリーマンで年収3000万円を目指す。
高い収入が欲しい理由は至極単純で、
「金持ちになりたいから」だと思います。
では、一体いくらの金を持っていれば、金持ちなのか。
野村総研の定義では、
・マス層………………資産3000万円未満
・アッパーマス層……資産3000万~5000万円
・準富裕層……………資産5000万~1億円
・富裕層………………資産1億円~5億円
・超富裕層……………資産5億円以上
とのことなので、資産1億円以上ならば富裕層と言えます。
資産1億円を目指すとなると、年収1000万円程度では、
少なくとも結婚して子供を産んでしまっては不可能。
年収2000万円でも、都心部でそれなりに豊かな生活をしながらでは
資産を築き上げるのは困難です。
ということで、
サラリーマンで年収3000万円になる方法を考えていきましょう。
最も楽な方法は、トップ企業に入ること
例えば日本が誇る、
なにしおうトップ企業・三菱商事に総合職として入れば、
自動的に入社5年目ほどで年収1000万に到達します。
現役の新卒なら、27歳で年収1000万円ですね。
ちょろい人生です。
その後も着々と年収は上がり、
三菱商事の総合職では、平均年収は2000万くらいまで到達します。
その他家賃補助や各種手当を加味すると、
平均でも年収3000万円程度の生活ができる、という感じですね。
もっと出世したらとんでもないことになるわけです。
資産1億程度、ちょろいちょろい。
しかし、多浪・多留の人間では、
三菱商事や、それに類する企業に新卒で入社することは不可能でしょう。
なので、多浪・多留の人が資産1億円を目指すなら
新卒ではなく、中途採用でこうした仕事に就くことを目指します。
つまり、新卒で入った企業で力を付け、
その後の転職で年収を飛躍的に伸ばしていく必要があるわけです。
決して楽な道ではないですが、
貧乏で苦労するくらいなら
年収を上げる努力で苦労した方がマシ、というものです。
年収3000万円を目指せる3つの業界
転職によって給料を着実に上げていくには、
・スキルさえあればいくらでも転職歓迎の風潮がある
・努力でスキルがいくらでも伸ばせる
この2つを満たす業界/職種を選ぶ必要があります。
では、この2つを満たす業界/職種とは何かというと
1.金融業界(IBD、PEなど)
2.営業職
3.エンジニア
この3つです。
1.金融業界(IBD、PE、HFなど)への転職方法
金融業界は、最も高い給料が目指せる業界の一つです。
この業界は、できれば最低MARCH以上の学歴が欲しいところです。
IBDとは、銀行の中にある、投資銀行部門という一部門のことで、
アイビーディー、と読みます。
M&AやIPOのアドバイザリー業務が主な業務となります。
PE、HFとはそれぞれ、プライベートエクイティファンド、ヘッジファンドのことで
株を買ったり会社を買ったりして金を稼ぐ会社のことです。
よくハゲタカと勘違いされますが、微妙に違います。
特にPEは、どちらかというと会社の味方になりうる存在です。
年収は低くても1000万円以上、
上手くいけば年収5000万~数億円くらい平気で到達します。
ここに転職するには、
中堅~中小でもいいので証券会社に就職し、営業で成績を残すか、
あるいは地銀や信金に就職し、子会社のPEに出向させてもらうことです。
中小の証券会社は、あかつき証券、丸三証券、など100社近くあるので
証券会社比較サイトを参考に、あなた住むの地域/就職したい地域で
待遇が悪くなさそうな証券会社を調べてみてください。
また、地銀・信金に関しては
銀行員.comを参考に、あなたが住む地域/就職したい地域で
待遇が悪くなさそうな銀行を調べてみてください。
また、少し変化球の転職方法になりますが、
中小の投資用不動産管理会社で不動産投資・管理の経験を積み、
大手の資産運用会社の不動産部門に転職する道もアリです。
筆者の知る例では、
RIOホールディングスという会社で不動産を学んだ人が
4~5年ののちゴールドマンサックスに転職した例があります。
2.稼げる営業職への転職方法
営業は、気合と根性と努力でどこまでも上を目指せる
まさに弱肉強食の世界です。
起業を目指す人も、営業職は経験すべきでしょう。
しかし、ちまちまと小物を売るような営業職をやっても
まるで給料に結び付かず、意味がありません。
稼ぎたければ、「金額のデカいもの」を扱える営業職を選びましょう。
金額がデカいと利益もデカいので、
歩合としてもらえる給料もデカくなるのです。
例えば中古自動車買取の営業で有名なビッグモーター社では
買取営業のスタッフの平均年収は650万円、
社員の3割が年収1000万円を超えるのです。
ケータイみたいな小物をちまちま売っても、
ろくな給料になりません。
学歴関係なく就職が可能な
金額がデカいものを扱える業界は
自動車営業(新車/中古車)
不動産営業(個人向け)
証券営業(個人向け)
保険営業(個人/法人向け)
医薬品営業(クリニック/大手病院・大学病院向け)
になります。
より稼げる営業職に転職したいなら、
中小の証券会社、製薬会社、不動産会社の営業で成果を残し、
大手に転職する方法が、最も楽で稼げます。
3.エンジニアへの転職方法
エンジニアは、ちまたではよく
「IT土方」「超絶ブラック」などと言われていますが、
一部、極端に稼げるケースがあります。外資系企業です。
(意外と英語は不要なのでご安心を。最近は中国企業も多いです。)
ちょろっと英語を頑張って、準トップラインのエンジニアになれば
外資IT企業で年収1500万くらいは平気で達成できます。
そして地位を築き、経営やマネジメントに少しずつかかわっていけば
年収3000万に無事到達できるでしょう。
ガチのトップラインのエンジニアになれば、年収5000万~億も達成可能ですが
投資銀行で生き残る人たち並みのバイタリティと努力量が必要なので、
まぁ、年収1500万~2000万円のラインを目指すのが妥当です。
エンジニアとなると、どの言語を勉強し、何を得意になるかで
かなり将来が左右されるので、そこは気を付けて下さい。
統計、機械学習、ディープラーニング、辺りを
R,Pythonを駆使してできるようになるか、
Javascriptを使いこなして、マイクロソフト社の製品をいじれるようになれば
十分と言えましょう。
新卒で就職する先はPython、R、Javascriptのどれかを使う会社を選ぶことです。
ちなみに、時代の流れとしては、圧倒的にPythonです。
困ったらPython。何でもいいならPython。
ちなみにGoogleやYoutubeの機能はPythonで書かれています。
これからの時代の、ビッグデータを扱う機械学習やディープラーニングも
Pythonと非常に親和性が高いです。
フロンテオ社やHeros社は、こうした機械学習関係のベンチャーとしては
日本の中でもまずまずの地位を築いているので、おすすめです。
天上人みたいな人の中で揉まれたいなら、VisitsTechnorogies社なんかも良いでしょう。
もし外資に行くのが嫌ならば、
国内企業で、まずエンジニアとなり、同時に営業も学び、
プレイングマネージャーのような形でITコンサルタントに転職すれば
少なくとも年収1000万円は実現可能です。
何をやりたいかを明確に。手を広げすぎるのはNG。
大きく3つの、年収3000万円を目指せる道を申し上げましたが、
当然、もっと細い道でよければ、年収3000万円を達成できる方法は
それこそ星の数ほどあります。
一つ一つ見ていったらキリがありませんので
当サイトでは一切触れません。
どうしても他の道が良ければ、他の道を探すと良いでしょう。
就職する業界や仕事内容にこだわりが無いのなら
とりあえず上に挙げた3つの道のどれかに進めば、
少なくとも貧乏による人生の失敗は有り得ません。
中でも特に、勉強をしたくないなら
営業職しか道はありません。営業職を選びましょう。
勉強が苦でないなら、ITと金融どちらの方が好きかで
金融の道を選ぶかエンジニアの道を選ぶかが決まります。
どちらの方が好きか、ちょっと考えてみてください。
どの道に行くかをしっかり見定め、
しっかり稼いで、貧乏な人生にだけはならないようにしましょうね。
ではまたー。
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