多浪・多留から年収1000万円になれる業界①~金融業界

2019年5月3日

多浪・多留で、年収1000万の企業に「新卒で」入社は難しい

 

多浪・多留の人が、年収1000万円を超える会社に新卒で入社するのは、非常に難しいと言わざるを得ません

何の職歴もスキルもない新卒は、実力を示す証拠が学歴しかありません。にも拘わらずその学歴がボロボロでは、現役の高学歴勢に見劣りするからです。

 

転職で年収1000万円は、そんなに難しくない

 

しかし、中途採用なら、多浪・多留の人でも年収1000万円以上の会社を十分狙えます。はっきり言って中途では、学歴はほとんど見られません。例外として中途でも学歴が見られるのは、トップの外資コンサルなど、学歴の権威が必要な業界くらいです。

なので、十分な職歴、実績、スキル、資格さえ身に付ければ、新卒で入った会社からホワイト勤務で年収1000万超えの大企業への転職は十分可能なのです。

 

ただし、どんな業界でどんな実績を残したかで、中途で行ける会社は当然変わってきます。例えば、IT企業でエンジニアとして実績を残したからと言って、不動産の大手にマネージャーとして転職なんて無理ですからね。基本的には、同じ業界で給料アップ転職を目指すのが一番楽です。

 

ですから、将来的に転職して年収1000万円以上を目指すためには

 

  • 年収1000万円が目指せる業界を知る」
  • そんな業界に転職するために、「新卒でどの企業に入社すべきかを知る」
  • 入社後に「どんな資格/実績を身に付ければ、転職で役立つかを知る」

 

この3つを知っておく必要があります。

 

まずは、稼げる業界を知る

 

例えば介護業界では、年収1000万など夢のまた夢でしょう。逆に、商社業界や証券業界に入れば、ほぼ確実に30代で年収1000万が可能です。

このように、稼げる・稼げないは業界で大きく変わってきます。なので、まずは稼げる業界を抑えることが大前提です。特に中途採用に前向きな業界であれば最高ですね。そうすれば、「将来的に年収1000万円に到達する」程度のレベルの会社になら、カンタンに転職可能になるのです。

 

※例外的にコンサル業界は、どの業界の会社にも転職が可能です。稼げるならどの業界でも構わないのなら、目指してみるのもアリでしょう。

 

次に、稼げる企業を知る

 

稼げる業界を選んだら、次はその業界で、多浪・多留でも新卒で総合職で入れる企業を探します。

具体的には、自分の大学のランクからワンランク落とした会社なら、基本的に可能性はあると考えて良いでしょう。(例外的に、銀行は多浪・多留を毛嫌いしているので、ランクに関係なく諦めましょう。)

 

あとは、当サイトで紹介しているように、上手い多浪・多留の言い訳&効果的な自己アピールをすればOKです。そこに更に、エージェントのサポートが入れば内定間違いなしでしょう。

 

最後に、稼げる資格/実績を知る

 

業界ごとに求められる資格/実績があります。で、当然ですが、その資格/実績があれば、それだけ転職で給料が高くなります。

資格なら、例えば証券業界ならCFA、会計業界なら会計士・税理士・USCPAなどです。

 

実績に関しては、自信を持ってオススメするのが「同期トップ」という実績です。これはどんな資格にも勝ります。何よりも仕事ができる証拠ですから。特にこれといった資格が存在しない業界ではこの「同期トップ」の実績が本当に大切になります。

なので、業界次第では、あえて規模が小さい会社に行くのもアリです。同期がそもそも少ないため、同期トップが狙いやすくなりますから。(筆者はコンサル業界で規模の小さいベンチャーに入り、同期トップとなり、条件の良い転職に成功しました。)

 

では結局、中途で年収1000万円を目指せる業界はどこか

 

極論言えば、ほぼどんな業界でも大手に転職し、出世さえできれば年収1000万円を稼ぐことはできますが、そんな話をしても仕方ないので…

今回は、転職が比較的容易で、準大手~中堅レベルの企業でも十分年収1000万円を達成できる業界をお伝えします。

 

その業界とは、大きく、以下の業界です。

 

1.金融業界

2.不動産業界

3.情報・通信業界(IT業界)

4.自動車(中古車)業界

5.広告業界

6.製薬業界

 

まずは金融業界から見ていきましょう。

 

1.金融業界

 

金融業界は、数ある業界の中でも特に稼げる業界です。お金が欲しいなら、金融業界一択です。金融業界ならほぼ全ての会社が、転職せずとも社内出世で十分年収1000万円目指せますね。。。

上が詰まっていて出世が難しい、社内政治がめんどくさいなどと色々言われておりますが…最近三菱UFJ銀行が本部の行員を大量に営業に回した(実質の解雇宣告)ように、めんどくさい管理職連中を大幅にカットしていく流れが出来上がっています。これからの新卒社員にとっては比較的楽な職場になる、ということでしょう。

 

新卒でどこに入社すべきか

 

銀行は、特にメガバンクは、多浪・多留の就職は不可能です。諦めましょう。目指すべきは証券会社です。ですがそれでも、どうしても銀行に行きたいなら、地銀を目指すと良いでしょう。

 

地銀の中で、特に福岡銀行は、比較的入りやすい割に、業務内容が非常に質が高くオススメです。メガバンクへの出向を積極的に行い、メガバンクで得たノウハウを上手に取り込んで高度な業務を行っております。

内情を考えれば、システム開発・導入実装で何度も飽きることなく大損しまくっている某青いメガバンより遥かにマシでしょう。もはや九州のメガバンクと言っても過言ではないかもしれません。

 

銀行以外で金融業界となると、残るは証券会社か保険会社です。(アセマネは基本的に無理なので除外します。)保険の営業は意味不明なほど大変なので、順当に行くなら証券営業が良いでしょう。

証券会社に就職する場合、年収1000万への道は、営業マンとして叩き上げるルートとなります。「なんだよ営業かよ…」などと思わないことです。証券会社は、野村証券でも大和証券でも、中小の証券会社でも、王道の出世コースは営業職です。(IBDみたいな給料が桁違いな出世コースもありますが、東大のトップ層みたいな人たちの世界なので、普通の人は入れません。)

 

というか、証券会社のセールスなら、年収1000万なんて達成して当たり前、年収2000~3000万だって十分ありえるのが証券のセールスの面白さです。成果が出せるようになったら、外資に転職するのもアリです。平気で年収が億を超えますからね。

「営業なんて自分には…」と心配することもありません。どんな人でも一流の営業マンに育て上げるノウハウが、証券会社にはあるのです。というかそういうノウハウの無い証券会社は潰れて無くなってますから。

 

転職に必要なスキル/実績は何か

 

営業で、結果という実績を作ってください。証券会社で売れる営業マンは神になれます。(地銀なら転職は不要なので、目の前の仕事を100%こなしていってください。)

どれくらい神かというと、文字通りの神です。こんな感じの世界ですね。

 

 

ちなみに、この画像は全て『ウルフ・オブ・ウォールストリート』という映画の一場面ですね。実在の人物をモデルに、実在のストーリーをそのまま映画にした作品です。

 

証券会社で営業をやるなら、全員例外なく「証券外務員」という資格が必須です。法的に。そんなに難しい資格ではありませんが…こうした勉強をしたくない人は、証券業界は諦めましょう。

証券外務員の勉強なんてしたくない!でもどうしても稼げる金融業界がいい!という人は、外資生命保険の営業くらいしか道はありません。プルデンシャルのゴリラになるのです。(外資生保みたいな厳しい環境で成果が出せるなら、普通に証券会社に入って成果を出せばいいと思いますが…)

 

続きは次記事で

 

長くなったので、残りの

 

2.不動産業界

3. 情報・通信業界(IT業界)

4.自動車(中古車)業界

5.広告業界

6.製薬業界

 

で年収1000万になるための転職方法と、そのために新卒で入るべき会社は次記事以降に書いていきます。よければそちらも参考にしてください。

 

ではまたー。