世界最先端のストレス解消術(動画付き)
ストレスとの向き合い方が、就活の成功の鍵を握る
就活には大きなストレスが付きものです。多浪・多留で就活ともなれば、そのプレッシャーや不安感は人一倍でしょう。
筆者自身、頭のどこかに「自分は5年も遅れているから」「2浪3留なんて誰も欲しがらないのでは」という言葉があり、常に自身の無さと将来への不安でいっぱいでした。
こうしたストレスに負けて、体調を悪化させてしまったり、心を病んでしまう人が、就活では後を絶ちません。あきらめて、非常にレベルの低い企業で妥協してしまい、安月給でこき使われて一生後悔し続ける人も数多くいます。
全てはストレスのせいです。ストレスのせいで自信がなくなり、不安になり、就活が嫌になり、履歴書やESを書くのも心折れてきて、妥協してしまうのです。
つい先日、そんな諸悪の根源である「ストレス」を上手にコントロールするための、最新の研究の発表動画を見つけたので、シェアしようと思います。
https://www.ted.com/talks/kelly_mcgonigal_how_to_make_stress_your_friend/up-next?language=ja
出典: TEDGlobal 2013 『ストレスと友達になる方法』
(※日本語字幕がありますのでご安心ください。)
ストレスは「考え方」でいくらでも解決できる
この動画では、ストレスが健康に及ぼす影響について語っていますが、要点をまとめると
・「ストレスは体に悪い」と思い込むと、健康を害する。なんなら本当に死ぬ。
・「ストレスは無害だ」と思い込むと、まったく健康に影響がない。良いものだと考えれば、むしろ心身共に健康になる。
・「ストレスは自分に良いものだ」と考えるよう、考え方を変えよう。これで君は心身ともに健康に、素晴らしい人生を送れる。
こういうことですね。
この、「思い込みが自分自身の心身に与える影響」って、スポーツを割と本気でやっていた人なんかは、感覚的にすごく納得がいくかもしれません。
イメージトレーニングをしたり、本気で成功しているイメージすると、実際にプレイの質が格段に良くなったりしますからね。
そうした思い込みの力は、ストレスによる心身の影響にまで大きく関わっている、ということが、この動画が教えてくれることです。
「考え方」を変え、就活中のメンタルを改善し、最高の内定を勝ち取ろう
ただ「思い込みで健康状態は変わるよ」というだけでなく、具体的にどういう思考をしたら良いのか、ケースを挙げてくれているところが、この動画のイケている部分です。
例えば面接現場で、「緊張し、呼吸が早まり、汗が出て、鼓動が早まった」という状態になったら。普通なら、「緊張してパニックになっているんだ」と考えてしまい、心身に悪影響を与え、不安感がどんどん湧き出てきます。
ところがこれを「鼓動が早まったのは脳に酸素をしっかり送るためだ、来たるチャレンジに体が備えているのだ」と、考え方を変えることで、体はリラックスした時・勇気を感じた時と同じ状態になり、血管の収縮/弛緩にまで影響を及ぼすというのです。
言葉遊びかもしれない。だが、価値のある言葉遊びだ。
「考え方を変えよう」というのは、「たかが考え方」「ちょっとした言葉あそび」「子供だまし」としか思えないかもしれません。筆者もそうでしたが、正直、バカにしていました。
ですが、考え方を変えるだけで、文字通り心身が健康になり、脳が分泌する成分や血管の太さにまで良い影響があるというのは、まぎれもない事実なわけです。
これは当然、就活でのストレスにも当てはまります。
- ESで落ちた→悪かった点を見直し、より良い企業に受かるチャンスだ!
- 面接で落ち続ける→もしかしたら業界が合わないのでは?より自分に合う業界を探すチャンス!
- 就活疲れでやる気が出ない→就職後、仕事疲れしたときのリフレッシュの練習ができるチャンス!
- 行きたい企業がない→自分の将来を本気で見据えるチャンス!
- 内定もらえたけど給料低くてブラックっぽい→就職後も妥協せず努力して、より良い転職をするためのチャンス!
たとえばこんな風に、考え方をいい感じに変えることで、脳の分泌物や血管の状態が変わり、心身の健康状態が上向き、より気楽に後の就活に挑戦できるようになるってことです。
そして心身が健康になり、前向きに就活に挑むことができれば、ESの出来栄えや面接の印象だって変わってきます。
つまり、よりよい企業から内定をもらえる確率も上がるのです。
日本でも古くから、「病は気から」と言いますが、ほんとその通りだな、って感じですね。
動画をしっかり見て、上手にストレスと向き合って、前向きの最高の気分で就活を見事クリアし、理想の就職先から内定を勝ち取ってくださいね。
ではまたー。
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