これで内定確実!面接官を唸らせる自己アピール法
さて、まず前回のおさらいをすると
・コピペみたいな自己アピール
・支離滅裂な自己アピール
この2つは「即死」なので、絶対にやめよう、とお話でした。
では何を話せばよいかと言うと、
「俺は一生懸命頑張るし、一人前になるのも早いよ!」
ってアピールできればそれでいい、
ということでしたね。
しかし、そうなると
「じゃあ具体的に何を話せばいいの?」
という疑問が湧いて出てくると思います。
そこで今日は、どうすれば面接官を唸らせ、高評価を勝ち取り、
内定がもらえる自己アピールができるのか、
その具体的な方法についてお話します。
具体的な方法をマスターする為に、
まずはあなたに、面接官になってもらいます。
以下に出てくる、佐藤君と鈴木君の2人の自己アピールを読んで、
どっちの方が採用したくなるか、考えてみてください。
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①佐藤君の自己アピール
私は大学時代にサークル活動とバイトを頑張りました。
サークルやバイト先では、私はリーダーというより
みんなの調整役として、不満を言う新人や
「こうしたい!」と強く引っ張りすぎている部長や店長から話を聞き、
お互いが納得し、反発することなく一丸となれるように振る舞う立場でした。
特に頑張ったのは、大学の学園祭の時に、
サークルの出し物を成功させるために動いた時です。
出店の際に、サークル内で反発や意見のすれ違いがあり
なかなか全体がまとまらず、準備も始められませんでした。
というのも、私のサークルでは伝統的にバンド班と喫茶店班の2つの班があり、
それぞれ出店すると同時に、相互にお互いの紹介をして
集客する、という形をとっていました。
なので当然、バンドで扱う曲と、喫茶店の雰囲気がちぐはぐでは
上手く相互に集客できません。
しかしどちらの班も、お互いやりたい曲や喫茶店のテーマがあり
なかなか折り合いがつかず、話が進みませんでした。
私は対立する2つの意見の人それぞれと個別に話し合い、
落としどころを探り、最終的に一つにまとめることに成功しました。
結果、学園祭でも出し物は成功し、
周りからも感謝され、非常にいい働きができたと、自分でも思います。
御社に入社した際は、日々の仕事を努力するだけでなく、
仕事を進める際のこうしたすれ違いや対立が起きた時、
率先して動いて事態を収拾して
仕事を前に進めていけるような働きをしたいです。
②鈴木君の自己アピール
自分は自転車が趣味で、
休日は自転車で遠出をすることがほとんどです。
学生時代に特に頑張ったことも、やはりこの自転車です。
最も苦労したことは、自転車で東京から福岡まで
1か月と少しかけて走ることに挑戦した時です。
この挑戦を成功させる必須条件は、
何よりもまず下準備にありました。
食事の確保や寝床の確保はどうするのか、
予算はいくら必要か、どういうルートを走るのか、
所持品としては何を持っていき、何を現地調達すればいいのか、
自転車がパンクするリスクは、代わりのタイヤはいくつ必要かなどなど…
本当にたくさんの下準備をしなくては、成功は不可能です。
特に意識したことは、食べ物や飲み物現地調達できない区間の確認です。
お店があるなら、最悪クレカが1枚あれば食事には困りませんし、
夏ですから、テントか寝袋1つあれば、基本的には野宿もできます。
しかし、中部地方や四国地方の山間部など、
丸1日以上信号機すら見かけない地域があり、
こうした場所では当然コンビニもなく、人も車も滅多に通りません。
なので、こうしたルートに入る前に、
十分な量の水分とカロリーを用意しなくては、
いざ水が足りなくなり脱水で倒れたら、
人も車も通らないので、かなり命の危険があります。
電波が通らない可能性もあるので、
最悪、死ぬことだってあります。
こうした命の危機となるトラブル以外にも
1か月自転車で走っていると、突然の機材の故障、悪天候、
疲労が溜まり予定の宿屋にたどり着かない、
道路整備や通行止めによる迂回など、思わぬトラブルも沢山あります。
こうした何が起こるか分からない挑戦を成功させるための
入念すぎるほどのリサーチと下準備、
実際に思わぬトラブルが起きたときの咄嗟の対応力、
どんなに疲れ果てても最後までやり抜いた根性は、仕事でも役立つと信じています。
御社に入社した暁には、こうした自転車での挑戦で培った
入念なリサーチ力や咄嗟の対応力、
何があってもやり切る根性で、活躍したいと思います。
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……どうでしょう、あなたが面接官なら
最初の佐藤君と、後の鈴木君、どちらを採用しますか?
おそらく、鈴木君の方が、
「なんかすごそう」と思った方が多いのではないでしょうか。
何故かって、佐藤君はなんかよくある
「サークル内の不和をぼくが解決!☆」
みたいな話で、他にもそんな話する人は山ほどいますからね。
特に面接官は、そんな話をする学生の履歴書を死ぬほど見てきて、
そんな話をする学生と山ほど面接してきましたから。
ふーん、よくいるよね、そういう人。てかそれ本当?作り話じゃない?って感じです。
(ちなみに中途採用面接だと、ものすごい多くの方が
「がんばって成果を出して社長賞をもらった」という話をするそうです笑。
当然、そんな人は落ちます。)
でも、鈴木君は、ごく稀にそういう人の話をネットで見る程度。
そんな人から直接話を聞くなんて、まぁ滅多にありません。
バイタリティもありそうですし、なんか凄そうに感じてしまいます。
「だって実際鈴木君の方が凄いことしてるじゃないか!」
ですって?
いいえ、実際のところ、
東京から福岡を、1か月ちょっとかけて自転車で移動って、
そんなに難しくないんですよ。少なくとも体力的には。
金さえあれば何とでもなります。
東京福岡って、だいたい1100kmです。
1か月ちょっとで達成ということで、35日間と仮定すると
1100km/35日=31.43km/1日。
つまり、1日31kmちょっと走れば良いわけです。
皇居の1週が約5kmですからね。
自転車で6週すればいいだけです。
新宿駅ー東京駅間なら道のりで約7kmですから、
2往復ちょっとすればすぐ達成です。
このように、1日31kmとは、確かに疲れる距離ではありますが、
素人がママチャリでも十分移動できる距離なのです。
少なくともガチの自転車乗りからしたら、
「なんだそのゆる~い楽しい自転車旅行は。
そんな程度で『挑戦』?大したことない奴だな。」
ってなるレベルです。
なのに、我々が面接官として話を聞くと、多くの人が
「東京から福岡まで1か月以上かけて自転車で旅!?
素晴らしく気合と根性がある子だ…!」
となるわけです笑。
つまり何が言いたいかというと、
その道の人からしたら大したことでなくても
面接官から見て凄いと思われることなら、
それをアピールすれば好印象をゲットできるのです。
で、「面接官から見て凄いと思われること」って何かというと
面接官が聞いたこともやったこともないような話、なのです。
少なくとも、今まで何百回も聞いた定番ネタの
「サークル活動をがんばりました!」系の話をした佐藤君より
鈴木君の方がよっぽど魅力的でしょう笑。
佐藤君と鈴木君、学歴やWebテストなどの他の条件が同じだとすれば、
確実に自転車の鈴木君の方を採用します。
多少浪人や留年のビハインドがあっても
まず鈴木君が選ばれるでしょう。
筆者のような5年ビハインドの多浪多留学生だったら…
5分5分でしょうね。そこは会社によります。
ただ少なくとも、計5年の浪人・留年の遅れは打ち消せます。
以上、あなたならもう分かったと思いますが、
面接官から高評価を得るコツは、
「面接官が聞いたこともやったこともないような話で、
あなたの頑張ったストーリーを語る」
ということです。
別に自転車ではなくたって、何でもいいです。
ただとにかく、面接官から見て真新しい話で頑張った話なら何でもOKです。
ある平均年収700万以上の不動産大手に就職した当時の留年仲間は
ストリートダンスが好きで、ダンスサークルで遊んでばかりだったのですが、
面接のために一つの技を練習し、様々なストリートダンスの知識を身に着け、
面接で「いかに本気で打ち込んだか」をアピールし、内定を勝ち取りました。
ある初任給500万のITコンサルタントの会社に行った
多留仲間と多浪仲間は(それぞれ別の、初任給500万の会社です)、
一人は趣味の哲学の話、一人は趣味の声優趣味からサークルをゼロから立ち上げた話で
それぞれ自己アピールをしたそうです。
また、これは記事で読んだ話ですが、
あるゲームで世界チャンピオンになったというだけで
ゴールドマンサックスに就職した人もいますし、
究極のラーメンオタクでまとめサイトを作っていた人がリクルートに就職した例もあります。
(実際、リクルートは30歳まで経歴を見ずに雇用すると宣言しています。
他にも生命保険会社のライフネット生命など、
30歳まで経歴不問の企業は確実に増えています。)
誰もに共通することは
「面接官が聞いたこともやったこともないような話で、
あなたの頑張ったストーリーを語る」
ということです。
これこそが、面接官を唸らせ、凄い!と思わせ、
内定を勝ち取る方法なのです。
どこかで聞いたような話は、面接官は聞き飽きていますし、
何なら面接官本人も就活時にやったことがあるような話です。
必ず、
「面接官が聞いたこともやったこともないような話で、
あなたの頑張ったストーリーを語る」
を、意識してください。
サークルで頑張った話をする佐藤君ではなく、
自転車の旅をした鈴木君のようになるのです。
それができれば、内定はあなたのものです。
「いやいやいや、そんな独自のすごい経験とかねーし!
普通に遊んできただけだし!何も特徴ねーし!
無理だわふざけんな!」
という方は、
「最短1日で作れる!面接で語れるあなただけの強み」
こちらの記事を読んでください。
強みなんて、すぐに作れます。
まじで。
ではまたー。
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