大手病患者向け:Fラン多浪多留でも大手に就職する方法
無理なことに労力は使わない
いわゆるFランや、多浪多留の人が新卒で
最大手の財閥系企業などから内定をもらうことは、まず無理です。諦めましょう。
以前の記事で申し上げた通り、新卒に求められているのは
「一生懸命すぐにキャッチアップして、仕事を覚えてくれそうな人」
です。
いわゆる、ポテンシャル採用(ただしやる気と根性ある人に限る)です。
もちろん、100%完全に不可能で、過去に例がないとは言いません。
例えば2浪1留MARCHの人で親が商社マンの人が
(親とは別の)商社に内定をもらったケースもあります。
しかしその人は、60人くらいOB訪問して仕事内容や求められている人材像を聞き出し、
商社マンの父親に志望同期や自己アピールを添削してもらい、
商社マンの心に刺さる言い回しを完璧に作り上げ、
そこまでしてようやく商社の内定を勝ち取ったそうです。
裏を返すと、MARCH程度の学歴があっても、+3の学歴だと
これだけの努力と、親が志望業界関係者という運の良さがなければ
内定獲得は無理なのです。
もちろん、商社だけでなく
その他の最大手企業全てに言えることです。
勝手に受けて落ちまくるのは勝手ですが、
そうして人生を無駄にしたくないのなら、
無理なことに無駄な挑戦をする必要はありません。
せいぜい、一度だけ受けて、雰囲気を掴んでおこう程度が良いでしょう。
ただの大手~中堅の上場企業でも、待遇は十分良い
最大手は東大や早慶の現役生で基本的に埋まってしまうので
多浪多留生や、受験で失敗して学歴があまり良くない人では
どう頑張っても、奇跡でも起こらない限り無理です。
ですが、最大手まで行かなくても
一部上場の大手~中堅企業なら、受かる可能性は十分あります。
最大手のの財閥系企業のように
平均年収が1000万を超えることさすがにありませんが…
多浪・多留を受け入れてくれる大手~中堅企業でも
平均年収700~800万程度なら、十分あります。
で、平均年収700万程度の企業なら、
よほど失敗しなければ、50代手前くらいで年収1000万円くらい、十分達成できます。
ですから、下手に最大手を闇雲に受けるくらいなら、
平均年収700万円で内定をもらえそうな企業を調べて
片っ端から受ける方が、明らかにいい人生を送れます。
(平均年収700万程度で内定をもらえそうな企業の探し方は
こちらの記事↓を参考にしてください。
それでも最大手に行きたい!という人のための別ルート
それでも「財閥系の、超有名な大企業に行きたい!!!」
という人が、中にはいらっしゃるかと思います。
大丈夫です。
最大手企業への道を諦める必要はありません。まだ道はあります。
というのも、新卒入社では不可能でも、中途入社なら可能なのです。
中途採用は、ポテンシャル(つまり学歴)なんてほぼ見ません。
「今何の仕事ができて、どれくらい仕事のデキる奴なのか」
しか見られないと言っても過言ではありません。
なので、就職後に勉強して会計士等の資格を取ったり
これからの時代に求められる機械学習やディープラーニングを学ぶことで
あなた自身に「売り」を作れば、十分大手への転職は可能です。
加えて、「仕事のできるやつだ」と思わせたいので、
「社内で最速の出世をしました」ってなると、割と最強です。
というか、肝心の目の前の仕事をサボって全然出世できてなかったら
まず転職なんて無理なので、必ず出世しましょう。
(そもそも中小で活躍できない人間が、大手で活躍できるわけもなく…。)
最大手に転職するためには、どんなスキル・資格を身に着ければいいのか
じゃあ、結局何を勉強すれば
最大手の企業に転職できるのでしょうか。
それこそ、今調べておくと良いでしょう。
学生という立場を使い、行きたい企業の中の人に会い、
どんな資格を持っていると有利か、どんなスキルのある人材が必要か、
聞いて回って、聞き出すのです。
勝手な憶測で、
転職に役立たない無駄な勉強をしても仕方ないですからね。
とはいえ、全部丸投げしてもあまりに不親切なので、
おおよそ、持っていると期待されるスキル・資格を書いておきますね。
何でもいいから最大手企業に行きたい人のためのオススメ資格
何の仕事でもいいし、最大手ならどこでもいい!
という方なら、この辺りの勉強をしておけば、
とりあえず可能性はアップするでしょう。
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①経理・ファイナンス関係
・簿記2級~1級
(3級程度は大手への転職に何の役にも立たないので、最低2級を取りましょう。
この資格と、経理の仕事の経験or税理士、会計士事務所での職務経験があれば、
タイミング次第で最大手の経理への道が開けるでしょう。)
・ファイナンシャルプランナー(FP)3級~2級
(FP1級は、特殊な受験資格が必要なため、最初からは取れません。)
・税理士試験の内、法人税の試験に合格
(税理士試験には科目が複数あり、それぞれ個別に受けることができます。
科目は簿記論、財務諸表論、法人税、所得税、相続税、など多数ありますが、
その内法人税試験に合格することで、税務の仕事に役に立てるアピールができるのです。)
②不動産関係
・宅建一級
(不動産関係だと、とりあえずこれくらいしかねいですね。。。)
③IT関係
数学に弱いなら、JavaScriptかJava辺りを勉強し、開発。
数学に強いなら、PythonやRを勉強し、統計処理や時系列分析など。
④法務関係
司法書士
⑤その他総合職
新卒で入った企業で、同期No.1の出世。
(下手な資格取るくらいなら、No.1で出世するのが一番の売りになります。
というか、No.1の出世に勝る資格はそうありません。)
営業職で成果を出した経験があるとなお良。
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こんなところですね。
総じて言えることは、
「時間がかかって難しいことでなければ意味がない」
ということです。
簡単ですぐできることなんて、
それこそ誰でもできることなので、何の価値もないのです。
裏を返すと、しっかりコツコツ努力して成果さえ出せば
誰でも認めてもらえます。意外と世界は優しいです。
結局、どこにでもいる、いくらでも代わりがいる
しょーもない安物の使い捨て量産品みたいな人間になるなってこと、
そのためには、他の人ができないような資格を取ったり成果を出すしかない、
ってことですね。
いい人生送るためにも、ここだけ踏ん張っていきましょー。
ではまたー。
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